LEDポイ・グラフィックポイ（ビジュアルポイ）の軌跡動画を撮ることができるカメラ、できないカメラ　 2016.3.11 Updated

EPIC DRAGON

4K150Pもとれるシネマカメラ。スーパースローな軌跡を撮れます。一発で文字を読ませたいといった場合に最適なカメラです。

※動画中のパラパラしている部分はカメラ性能によるものではなく、編集によるもので作品の趣旨によるものです。

同社 RED EPICで撮影した動画もご覧ください。

これまでで最も美しく軌跡をとることに成功したカメラ。ハイスピードビデオカメラであれば軌跡をより美しく、肉眼でみるのと同等に近いものが撮影できるはず、というポイカメラの予想が的中したカメラ。

購入はまず無理。レンタルかYoutube Space でのみ使用可能です。

手軽にきれいに撮れる。手ぶれ補正も○。解像感も素晴らしく編集もしやすい。文句なしで2015年現在一番お勧めできる優秀なポイビデオカメラ。フルHD６０Ｐ撮影ができるので2倍スローでの撮影が可能。サンプル動画ではスロー、早回しもを織り交ぜた編集を行っています。
この際に細かな編集設定を行わなければ軌跡が途切れる現象が起きるので注意（カメラ性能によるものではない）

120Pのスーパースローではシャッタースピードを1/120に設定できないため軌跡が途切れる、ここだけが残念。MkIIでのさらなる飛躍に期待しています。

その他PJ790V、FDR-AXP35も撮影可能ですがセンサーサイズが小さいのでダイナミックレンジ、解像感に大きな差があります。

だいぶ昔のビデオカメラですが、BMPCCで撮影できることがわかり、通常ビデオカメラでも実は撮影できるのでは？ということで手持ちのこのカメラで撮ったところ軌跡がきれいに表現できていることを発見。
ダイナミックレンジが1インチセンサーやRaw動画には遠く及びませんが、露出を-1程度に設定して撮影すればグラフィックはきれいに表現できます。

4Kスーパー35mm CMOSセンサーを搭載したNXCAMカムコーダー。ロシアのイグニス社のトレーラーはこれで撮影されたそうです。

動画カメラとして人気の高いミラーレスの機種。特殊なハックをしかけても軌跡は途切れます。もちろんポイ以外であれば非常に優秀な映像が撮れます。
GH4の4K動画は魅力的です。ポイ以外の用途であれば。

4K動画撮影に対応したレンズ一体型デジカメ。最新型で評価も高い、もしかしたら！との期待もはかなく散りました。

△ かなりギャップは狭くなっているけどそれでもビデオ・シネマカメラには差がある。
キヤノンの作る1インチセンサーカメラ。ソニーのRXシリーズと同等のクオリティで価格は少し安いのでお勧め。ただポイの軌跡がきれいにはとれません。記録程度であればグラフィック系動画も許容範囲。通常の動画はものすごくきれい。

キヤノン、ニコン、ソニー。全滅です。絶対撮影できません。5DMKIIIも6DもD800Eもα99も全部だめです。どんな凄腕のプロカメラマンでも機械構造的に無理。どんなに自分の腕に自信があっても絶対無理。素直にあきらめましょう。

D800Eは撮影できました！大変失礼いたしました。

6Dは動画撮影時に表示されている1/30が実は1/33であるらしいことが判明しました。これはローリングシャッター減少を少しでも減らして見せるためのトリックだと想像ができ、おそらく他の一眼レフ系カメラも同様のトリックなのだと思います。
しかし、Magiclanternを使用するとシャッター角359度まで広げることができ、ほぼ切れ目のない映像が撮影可能であるということが判明しました。
D800Eがなぜシャッター開放まで行けるのかは謎です。